まちづくり越谷が主催する「通の旅」の第1弾が12月8日(日)、
大人5名子供2名、野鳥の会のガイドさん、
スタッフ2名の、総勢10名で行われました。
2つの神社仏閣と野鳥スポットを川沿いにめぐるコースですが、
この日は気持ちよく晴れて風もなく、サイクリングにはもってこいの一日となりました。
【コース】
越谷駅→元荒川→久伊豆神社→逆川緑道→大吉池→キャンベルタウン野鳥の森→
大聖寺→境内の虹だんごで休憩→やおきさんのマルシェで解散&昼食(約10km、4時間)
◆元荒川から久伊豆神社へ
当日早めに越谷駅に集まっていただいたみなさん。
自転車の空気圧などを調整してツアーの簡単な説明をした後、9:00に越谷駅を出発!
青空の下、元荒川沿いを走って久伊豆神社へ。
久伊豆神社では、権禰宜(ごんねぎ)の荒井さんから、久伊豆神社内で祭る神様、
両足が縛られた狛犬や、越谷ならではの力石、例大祭の歴史などお話しいただきました。
神職の方の話を聴いてからの参拝は、普段より深く神社に親しめたようです。
参加者のIさんは「普段聴くことができないお話が聴けてよかった」と喜ばれていました。
◆逆川緑道を走る!
神社から北に抜けた葛西用水逆川沿いは散歩やサイクリングに最適な道。
川を泳ぐカルガモと自転車で並行して走るのが楽しい。
近くのキャンベル公園には石造りの洋風建物があり、
川沿いの紅葉した背の高いメタセコイヤと並ぶと、まるでヨーロッパの街のような景色です。
◆はじめての野鳥の観察にワクワク!
この日は、日本野鳥の会で越谷周辺のスポットも詳しい山部さんが
ツアーに同行して、野鳥観察のガイドをしてくれました。
大吉調整池では、双眼鏡の使い方とこの時季に市内で見られる鳥について
レクチャーをしてもらい、
参加者の小学5年生のYくんがさっそく鳥を見つけて、
山部さんが説明します。
「バン」「ヒドリガモ」「コガモ」などを観察できました。
「今日はガーヤちゃんのモデルになった、
頭が緑色のマガモをみんなで見つけましょう!」
と山部さん。
参加者のみなさんも静かに気合が入った様子。
マガモはそれほど数は多くないのですが、
果たして今日は見つけられるでしょうか?
◆キャンベルタウン野鳥の森
その後に立ち寄ったキャンベルタウン野鳥の森は、
越谷市と姉妹都市提携を結ぶオーストラリアのキャンベルタウンから
様々な野鳥が大きなネットの中で放し飼いになっていて、
その中に入って観察できます。
今では市内でもなかなか見られなくなった
シラコバトも園内で見ることができました。
参加者のKさんご夫妻は、
幸運なことにワライカワセミの独特の鳴き声を
聞くことができました。
小学5年生Tくんは22種類いる動物のうち
16種類を見つけられてチェックをつけていました。
鳥を見つけるスキルが格段に上がっています!
その後は市内でも屈指ののどかな景観が広がる新方川沿いのサイクリングロードをまっすぐ走りました。
天気が良く澄んだ空気だったので、遥か東に筑波山が臨めて気持ちのいいサイクリング。
川ではヒドリガモの群れやモズを観察。
カワセミの声は聞こえましたが姿をとらえることはできませんでした。
次回のお楽しみですね。
新方川の終盤でYくんとTくんがカモを指さして、
「あのカモ、頭が緑だ! ガーヤちゃんだよ!」
山部さんが確認すると、みんなで探していたマガモでした!
バードウォッチングのスキルを上げたお2人のお手柄。
参加者全員で写真撮影。
みなさん双眼鏡も見事に使いこなして鳥の観察を楽しめていました。
◆越谷の最古のお寺でお団子休憩
立派な山門と大きなタブノキが特徴の大聖寺(だいしょうじ)でお参りの後は、境内の「虹だんご」で、おやつ&お茶休憩。
元荒川沿いのサイクリングロードを走って、街に戻ってきました。
途中水門のカワセミ観察のスポット、カモが集まるスポットを通りました。
市役所の近くの街中でこれだけ野鳥がいっぱい見られることに参加者のみなさんもびっくり。
改めて越谷が水郷の街、自然の豊かな街ということが実感できます。
みなさん越谷の良さを再確認できた様子です。
◆ゴールは「やおきさんのマルシェ」。
お昼を大きくオーバーしましたが、全員無事に到着しました。
約10kmのコース、小学生2人もよくがんばりました。
この日は、500円分の支払いに使えるまるこポイントをプレゼント。
マルシェで小物や飲食物が購入できます。
そしてツアー参加者のみが食べられる、
特別にご用意したランチボックスが付いています!
解散後は、みなさんランチとマルシェでのお買い物を楽しんでいました。
書いた人:ツアー担当 高橋プリティさとし